4.卒団アルバム-商品仕様の違いを比較しよう-

「卒団アルバム」と検索するとたくさんの業者さんの卒団アルバム制作サイトに辿り着きます。そもそも卒団アルバムという言葉は少年団の卒団記念品の名称であって、業者ごとに卒団アルバムの仕様が異なります。

あの業者はかなり値段が安い！と思っても実際、商品の仕様が安物っぽい材質の場合や、丈夫でないカバー、印刷の色合いが不十分な場合があるので注意が必要です。
サンプルアルバムなどの貸出を行っている場合は、それぞれ取り寄せをして確認してみることをお勧めします。

卒団アルバムはその先10年・20年と子どもたちのそばにある思い出ですから、商品寿命の長い丈夫な仕様のアルバムがオススメです。ここでは卒団アルバムの商品仕様について説明していきます。

表紙厚さの違い

卒団アルバムの製本タイプで大きく仕様が分かれるのが表紙の違いです。表紙の紙厚が分厚いタイプ（絵本のようなイメージ）と薄いタイプ（ファッション雑誌のようなイメージ）に分かれます。表紙が厚い冊子は一般的には上製本やハードカバーと呼ばれます。表紙の薄いものは並製本やソフトカバーと呼ばれます。

弊社はせっかく一生ものの卒団アルバムには、丈夫な上製本・ハードカバーをお勧めしています。依頼する業者がどちらのタイプの製本か事前にご確認してみてください！

また資料請求でサンプルアルバムを確認できる業者もありますので不安なお客様は事前にチェックお願いします。
SPOBOOKでもサンプルアルバムの貸出を行っております。ご希望でしたらコチラからどうぞ！

製本の仕様	イメージ	厚み	丈夫さ	価格
上製本（ハードカバー）		◎	◯	△
並製本（ソフトカバー）		△	△	◯

＊SPOBOOKの仕様は上製本になります。

本文の綴じ方による、見開き具合と強度の違い

本文の綴じ方は様々な種類がありますので、下記イメージ表をご参考ください。
平綴じはホチキスで止めるので見開き具合が良くないので卒団アルバムには不向きです。
中綴じは見開き具合は良いですがページ数が多い製本には不向きと言われています。
弊社は卒団アルバムの製本には無線綴じ製本をお勧めしており、SPOBOOKも無線綴じ製法です。

無線綴じ製本には一般的に2種類の強度の接着剤が使用されています。PURと言われる強度の強い接着剤は長期間保管する本などに適しています。またPURは糊に有害物質が含まれておらず、環境対応にも優れています。SPOBOOKでは製造時のコストは高くなりますが、PUR製本を採用しております。

表紙の加工の違い

表紙の加工はレザー、布、紙などの表紙に合わせる用紙と、その素材に施す加工の種類によって多種多様な組み合わせが存在します。今回は個別の詳細は割愛させて頂き、弊社が利用しているPP加工に関して説明します。

PP加工は紙の表面にフィルムを貼り、紙を保護する表紙加工です。水や汚れに強い、破れにくい、指紋がつきにくいなどのメリットがあります。高級感や耐久性向上の為にSPOBOOKではPP加工を利用しています。

印刷品質の違い

一般的には印刷の基本色CMYKの4色利用した4色印刷機と、この4色にフォトシアン、フォトマゼンダ、グレーの3色を加えた7色印刷機に分かれます。また各メーカーの発色の違いや使用する紙の違いなどによって印刷品質が大きく変わってきます。

卒団アルバムの印刷は、品質の高い7色の印刷機で綺麗に出力することがベストです。しかし、価格とのバランスもありますのでSPOBOOKでは4色印刷と、金額は高くなりますが、7色印刷の両方をご用意しております。

製本の形の違い

卒団アルバムの製本の形は①横長タイプ②正方形タイプ③長方形タイプの３つに分かれます。

①の横長タイプは、ワイドな写真を納めるのに適している一方、本棚に収納しづらいです。

②の正方形タイプは結婚式などのアルバムで良く利用されている印象です。作成時はレイアウトの難しさがありそうです。

③の長方形タイプは一般的な本のサイズとなりますので収納に優れています。斬新さは欠けています。

用途によって使用する製本の形を決定して下さい。

SPOBOOKでご利用頂ける製本のサイズは③の長方形タイプのみとなります。長方形タイプのみに絞ることでテンプレートの迅速な開発や、お客様の操作性の向上に努めております。

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