ついに到着!部活の卒アルを味わい尽くす方法
ついに届きましたね、部活の卒アル。
「あの時間、ホントに一生懸命だったな!」と思わせてくれる、時を閉じ込めた1冊。でも、せっかく手間暇かけて作ったのに、パラパラ見て終わりじゃあ、もったいない!
というわけで今回は、部活の卒アルを一つの“作品”として味わい尽くすための楽しみ方をお届けします。
1. まずは“作品との対話”から始める
部活の卒アルは、もはやスポーツチームの“思い出の美術館”。
「うわ〜!この写真、あの練習終わりのやつだよね!」
「この顔、めちゃくちゃ疲れてるけど…なんかカッコいい!」
編集の切り口もありです。
「このテンプレを使ってるのって、素敵だよね」
「この素材は青色が綺麗だね。」
そんなふうに、1枚1枚にツッコミを入れながら“しゃべるように見る”のがおすすめです。もちろん、子どもたちにしつこく思い出を聞き出すのもアリ。「この日どうだったの?」「監督に怒られてた日だよね?」なんて、記憶を掘り起こす時間も楽しみのひとつです。
静かに感傷に浸るのも良し、家族みんなで“ツッコミ祭り”を開催するのも良し。語りたくなるアルバムは、いい作品の証拠です。
2. 飾る場所を真剣に考える
部活の卒アル、引き出しにしまい込んでません? もったいない!立派なアート作品です。額に入れてもいいレベルだと思います。
・ダイニングテーブルにポンと置けば、家族や来客が自然と手に取るきっかけに。
・トイレにそっと置いておけば…たぶん家族の滞在時間が3分は伸びます(笑)。
・天井から吊るして“思い出モビール”にしちゃうのもアリかも!?
この家の一番いい場所に置くとしたらどこ?と考えてみるだけで、アルバムの価値がぐっと上がります。
3. 友達を呼んで、さりげなく自慢する
ここ、かなり大事なポイントです。あくまで“さりげなく”見せるのがコツです。
「これ、うちの卒部アルバムなんだけどさ~、ちょっとだけ見てみる?」(※ちょっとで済むはずがない)
・「え、すご!なにこのデザイン!」
・「あ、〇〇さんがつくったの?めっちゃセンスいい!」
・「ぬ、なんか…このチーム最高じゃん」
こんな声が飛び交えば、心の中でガッツポーズを決めてOK。
SNSにこっそり投稿してバズらせるのも、アリです。
4. 「これ、私にしかできなかった」と声に出してみる
アルバムを見ながら思い出してみてください。
何度もやりとりした保護者LINE。ページ構成に頭を悩ませた夜。「締切間に合う…!?」と心がざわついた日。そんな日々を乗り越えて完成したこの1冊。
今日は思い切って言いましょう。
「これ、私にしかできなかったよね!」と。
アルバム担当者は、たいてい見返りなんて求めていません。でも、どこかで「やりきった!」という達成感がほしい。そして間違いなく言えます。本当に、あなたじゃなきゃできなかった。
胸を張ってください。叫んでください。
卒アル担当、本当におつかれさまでした!
4. 将来の自分へ、そっと手紙を挟んでおく
最後は少し、しっとりと。
部活の卒アルは、開くたびに思い出がよみがえる「時間のタイムカプセル」。せっかくなら、未来の自分に向けて手紙を書いて、アルバムのどこかにそっと挟んでおくのはいかがでしょうか?
たとえば、
「今の私は、こんな気持ちでこのアルバムを作りました」
「あのときの仲間と、今も笑い合えているかな?」
「あの苦労も、全部いい思い出になってるといいな」
この卒アルは、子どもの思い出が詰まったもの。でも、同時に親としての自分の時間もたしかに刻まれています。
何年か後にふとページをめくったとき、そこから手紙がひょこっと出てきて、もしそのとき、息子がラモス瑠偉のJリーグカレーのCMみたいに立派に成長していたら…
もう、泣かない理由がありません。アルバムは、ただ見るものではなく、未来にそっと想いを託す場所でもあるんです。