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保護者会の予算決めで揉めない手順【トラブル回避】

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こんにちは。SPOBOOK担当の李です。

お子様の卒部・卒団記念品の予算を決める際、保護者会での話し合いが思うように進まず、つい気まずい雰囲気になってしまったご経験はありませんか?実はお金の話は、大会や合宿の費用、イベント費用、グッズの集金など、様々なシーンで頭を悩ませがちですよね。

今回は、そんな金銭に関するトラブルを未然に防ぐための、スムーズな予算決定の手順と具体的な進め方をご紹介します。経済状況が異なるご家庭でも、皆さんが納得できる話し合いの進め方で、前向きに準備を進めていきましょう。

\本記事の内容は音声でも聞けます!/

そもそも、なぜ予算決めで揉めるの?


保護者会で予算決めで揉める理由には、大きく分けて3つの原因が考えられます。
ご家庭ごとの経済状況の違い
「うちは少し厳しいかも…」「うちはもっと出してもいいのに…」といった、それぞれの金銭感覚や価値観の差が問題です。つい遠慮してしまったり、逆に不公平感を感じてしまったりすることで、話し合いが滞りがちになることがあります。

話し合いの進め方が曖昧
「何のために集まっているのか」「何をどこまで決めるのか」という議題や進め方がはっきり決まっていないと、話し合いのゴールが見えづらくなります。結果として、一部の方の意見ばかりが目立ってしまい、結論がまとまりにくくなる傾向があります。

「お金」の話は気まずい
「お金」そのものが話しづらいテーマですね。そのため、「何を、どこまで、どのように伝えたら良いのだろう?」といったルールが曖昧だと、「言いにくい」「角が立つのでは?」といった不安が強くなり、皆さんの発言にブレーキがかかってしまうことがあります。

トラブル回避の鍵は『準備』と『伝達』

このような問題を避けるために、最も大切なポイントは『準備』と『伝達』です。

あらかじめ話し合いの前にしっかりと準備をしておくことで、皆さんにかかる負担感や不公平感が減り、安心して話し合いに臨むことができます。そして、話し合いの進め方や決定事項をどのように伝えるかを決めておくことで、誤解や予期せぬトラブルを未然に防ぐことができます。

この2つのポイントをしっかり押さえるだけで、保護者会での予算決めがぐっとスムーズに進めやすくなります。具体的な進め方を5つのステップでご紹介します。

👉ステップ① :大まかな予算イメージを作る

まずは、何にいくら必要なのかを、ざっくりとした概算で構いませんのでリストアップしてみましょう。(例:記念品代、会場費、印刷代、運送費など。)もし積立金や会費、スポンサー協賛などの収入源がある場合は、それも合わせて明確に記載しておくと、最終的な自己負担額のイメージがつきやすくなります。

👉ステップ② :予算イメージを共有する

作成した予算案は、話し合いの前にプリントやLINEグループなどで全員に配布し、事前に目を通してもらいましょう。こうすることで、皆さんが「だいたい〇〇円くらい負担になるかもしれない」と心構えができ、負担感や不安を感じる人の声を、話し合いの前に拾いやすくなります。事前に質問を受け付けておくのも良い方法です。

👉ステップ③ :話し合いの進め方を決める

話し合いが横道にそれないように、議題とゴール(何を決めるのか)を明確にしてから話し合いを始めましょう。進行役をあらかじめ決めておくと、円滑に議論を進めやすくなります。できれば、特定の立場に偏らない中立的な保護者の方が適任です。

👉ステップ④ :複数案を提示して決定する

予算案は、最初から一つに絞り込まず、負担額の異なる複数のパターンを提示しておくと安心です。例えば、「A案:30ページでフラット製本10,000円」「B案:26ページで無線綴じ製本8,000円」のように、選択肢を示すことで、皆さんが自分の状況に合わせて検討しやすくなり、話し合いがスムーズになります。

👉ステップ⑤ :決定事項を必ず全員に共有する

話し合いで決まった内容は、その日のうちに、必ず書面やLINEグループなどで全員に周知しましょう。議事録のような形で決定内容をまとめて配布することで、「言った・言わない」といった誤解やトラブルを防ぎ、全員が同じ認識で準備を進められるようになります。

「納得できない」声が出たときの対応

「それでも金額が高いと言われたらどうしよう…」
「どうしても納得できないって言われたら…?」
保護者会では、こういった不安や声が出てしまうことも少なくありません。

そんなときは、まずは「個別相談」に切り替えてみるのがおすすめです。全員の前で話すと、立場上言いにくいこともありますが、個別でじっくり話せば、お互いの事情をゆっくり聞けるため、納得感が生まれやすくなります。

「もし気になることがあれば、後日改めて個別にお話ししましょうか」といった、寄り添う声かけが自然です。また、予算決めの段階で、具体的な金額感や使い道をなるべく事前に可視化しておくと、安心感が増します。例えば、「記念品代や会場費でこれくらいの負担になります」とざっくりでも提示しておくと、参加者の方々も心の準備ができます。

大切なのは、「全員に納得してもらうこと」よりも「困った時に相談できる場があること」を皆さんに感じてもらうことです。こうすることで、揉めごとも少なく、スムーズに話し合いを進めやすくなりますよ。

SPOBOOKをご検討いただく場合の予算の相談方法


SPOBOOKは、卒団・卒部記念品やアルバムづくりを、保護者会で安心して話し合えるよう、価格表などはすべて公式サイトに公開しており、比較的に透明感のあるサービス設計を心がけています。

アルバムのページ数によって金額が変動しますが、ご予算に応じてページ構成(企画)の重みづけを調整することで、費用をコントロールすることが可能です。特に冊数が多くなりそうで予算案の統一が難しいチームの場合は、当社からページ構成のご提案やお見積書の提示も承っています。(目安30冊以上)

さらに、SPOBOOKでは2種類の製本方法と2種類の印刷方法から自由にお選びいただけますので、ご予算に合わせた最適な仕様選びができます。どうぞお気軽にご相談ください。

おまとめ


保護者会で意見が分かれがちな「お金の話」。もう揉める心配はいりません。 「周到な事前準備」と「皆の気持ちに寄り添う丁寧な伝達」こそが、トラブル回避の鍵です。

具体的な予算イメージの共有、複数の選択肢の提示、そして中立的な進行役の設定。これらを実行することで、各ご家庭の事情を尊重しながら、皆が納得し、前向きに準備を進められる話し合いが実現します。

皆さんの大切な思い出作りを、スムーズな合意形成から支えたい。SPOBOOKは、透明性の高いサービス設計で、予算のご相談からアルバム制作の細部まで、いつでも皆様を全力でサポートいたします。どうぞ、安心してご相談ください。