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昨日、福岡ソフトバンクホークスの2年連続9度目となる日本一で幕を閉じたプロ野球。

ソフトバンクはレギュラーシーズン2位からチーム初となる下克上を果たしました。今回、その下克上ではなく日本プロ野球にとっても初となったあることに注目しました。

その初とは、育成出身選手初の日本シリーズMVP受賞です。

その初を受賞したのが”甲斐拓也”選手
これまで野手の日本シリーズのMVPというと、打ちに打ちまくった”打”の結果を評価されていましたが今回甲斐選手の打率は.143と”打”では目立った成績ではありません。

そんな甲斐選手がなぜMVPを受賞できたのか。それは甲斐選手の”肩”を評価されてのことでした。その甲斐選手の肩のすごさは”甲斐キャノン”と称され、日本シリーズで炸裂。広島を最後まで思い通りにさせませんでした。

今回の日本シリーズで炸裂した”甲斐キャノン”を振り返ると

第1戦(マツダスタジアム)
9回裏 ×上本崇司(甲斐拓也)
第2戦 (マツダスタジアム) 
5回裏 ×鈴木誠也(甲斐拓也)
第3戦 ヤフオクドーム)
1回表 ×田中広輔(甲斐拓也)
第4戦 (ヤフオクドーム)
5回表 ×安部友裕(甲斐拓也)
第6戦 (マツダスタジアム)
1回裏 ×田中広輔(甲斐拓也)リクエストで判定覆る
2回裏 ×安部友裕(甲斐拓也)

1度も広島を走らせなかった甲斐キャノン。最終戦後に広島の選手が「1枚も2枚も甲斐選手が上手だった」と言わしめたのも頷けますね。

大分の楊志館高校から育成ドラフト6位指名を受け2011年にソフトバンクへ入団。昨年、ようやく1軍スタメンに名を連ねたことからも大変な苦労、努力があったことと思います。どうしても”甲斐キャノン”だけが取り上げられがちになりますが、そこに至るまでの過程があったからこその今回のMVP受賞だと言えます。

毎日コツコツ、ひたむきに努力した者だけが勝ち取れる栄光。

SPOBOOKは、甲斐選手のようなプロ野球選手を目指して頑張る野球少年たちの足跡や思い出を形にして残すことができます。残すのは、アプリでもSNSでもありません。紙で、アルバムとして残しましょう。将来きっとみんなのパワーになるはずです。

そんなSPOBOOKをぜひご検討ください!