スポーツは国境を越える!スポーツアルバムの価値を再認識!
1992年に公開されたアメリカ映画「ミスターベースボール」
昨日家に帰ると親父がBS放送をしていたので一緒に観てしまいました。
小さい頃に観た想い出はあるのですが、理解出来る訳がなく内容はよく覚えていません。
ヤンキースに所属していた主人公のジャックが中日ドラゴンズに移籍が決まり日本の野球とアメリカのメジャーリーグの文化の違いに四苦八苦しながらも、困難を乗り越え成功していくというストーリーです!
今では日本人メジャーリーガーなども多数輩出し海外との文化の障壁も低くはなっていると思いますが!
メジャーリーグのパイオニアと知られる野茂英雄投手がドジャースに入団したのはこの約3年後の1995年になります。
郷に入れば郷に従え!!!
とはよく言ったものですね。
その土地の文化や習慣にまず馴染まなければ人生うまく行かないということがこの作品の中からはダイレクトに伝わってきました。
そうするにはまず本作品の中でも言われていたのですがまず、””異国の文化を自らが率先して受け入れることが大切だと””
現在マリナーズで活躍している岩隈投手も著書「感情をコントロールする技術」の中で同じようなことを言っていました!
育った環境などが違うので言葉だけ「受け入れる」と言ってもなかなか人間は異国の文化を受け入れることはできません。
作品の中でもジャックが高倉健さん演じる内山監督の実家に行き食事や談笑などを交え、異文化の生活の一部を体験していくことでやっと険悪だった2人の距離も近づいていきました。
そうめんを食べる音はズルズルと。箸の持ち方もメチャクチャでした!
日本のプロ野球!
アメリカのメジャーリーグ!
という大きな枠で捉えてしまうと大層に感じますが
学校の友達同士
ご近所同士のお付き合い
のように私たちの日常レベルでも同じようなことが言えると思います。
なかなか他人の環境に飛び込み体験をすることは簡単ではありませんが
異国の文化
他人の文化
それらから得た経験は生きる世界を広げ、充実した人生を過ごす為の知恵を与えてくれるんだと思いました。
またスポーツは個人、団体競技に関係なくそれらの距離を縮めてくれるものであるのだと再認識させられ、改めてスポーツアルバムを1チームでも多く残してもらえればと重い増した。
内山監督役の高倉健さんがすごくキャラクターに馴染んでいました。
憶測ですが高倉健さんは野球未経験者なのではと思いますがユニホームが似合いすぎていて、雰囲気もバッチリでした!
役者も日常の様々な体験から滲み出てくるものが演技に投影されると言われます。
英語もしっかり話すことができる高倉健さんはきっと多くの体験を積み重ねてこられたんだなと感じました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。