1枚の素敵な写真派?それともアルバム派?
先日大手カメラ会社の方とお話させて頂きました。ルーズベルトゲームのドラマでもカメラの会社が出てきましたが…カメラのメーカーは日本たくさんあります。もちろん上場されている会社も多くあります。カメラの雑誌も多数販売されております。カメラって凄い大きなマーケットなんですね!改めて考える良いきっかけになりました。
でも、なんで、携帯の中にも外にもカメラが搭載されているのでしょうか??なんで、みんなこぞって、カメラ撮影するんでしょうか??なんで、何十万もする高額なカメラとレンズを購入するのでしょうか??
ここでの、”なんで?”という部分に、大きなマーケットたる理由が隠れている気がします。ほんと、なんででしょう??(笑
答えはなんとなくですが、簡単なように思います。逆に、もしカメラが無い社会を想像していただければ早いかもしれません。テレビやyutubeなどの動画は一切存在していませんし、家族や友達との写真は一切ありません。あるのは、文章とイラストのみです。カメラが無ければ、むーかし、むーかし、の原始時代??戻ります。そう!カメラは(写真や映像は)”なにかを伝える為”にあるのだと思います。そして実際に沢山のことが伝わってきます。
話は、カメラ会社さんとのことに戻ります。カメラ会社の人とアルバム会社の僕とで、結構な時間を話してたのですが、どうしてもどうしても一致しない部分があって、それが何か気づくのに時間かかりました。
カメラ会社さんは特が考えられていたのが、その伝える領域を広げることでした。より鮮明に、より高画質に、より美しく… そんな言葉が商品キャッチにならんでいますし(笑 極端な話ですが、同じシーンを100枚撮ったとしたら、そのなかの1枚の傑作を残して欲しい。そんな感覚でした。
アルバム会社として勉強になったのは、写真1枚への思い入れの大きさでした。ほんとうに、その価値は馬鹿にしてはならないなと。改めて思いました。僕らがスポーツアルバムを残す際に、大切にしているのは”物語として残すこと”です。どんな質の悪い1枚でもいいので、その場面を思い返すことができるたくさんの写真を残そうと。またそれが活きる構成やデザイン、そして”言葉”も大切にしようと考えています。
1枚の素敵な写真、たくさんの写真から作られるアルバム。どちらも価値の高いものだと思いますが…改めて伺います。お客様はどちらが好みでしょうか??