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ほぼプロ!?スマホでスポーツをきれいに撮る7つのテクニック

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こんにちは!SPOBOOK担当の李です。先月、最新のiPhone16を買ったばかりで、その優れたカメラの性能に感動しており、これなら一眼カメラに負けない写真も撮れるかも!?と、スマホの撮影練習に励んでいます。

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皆さんは、スマホでスポーツ写真を撮ってみたものの、「なんだかうまく撮れない…」という経験、ありませんか?実はちょっとした工夫で、スマホでも“プロ並み”のスポーツ写真を撮ることができるんです。ここでは、スマホでスポーツ写真をきれいに撮るためのテクニックをご紹介します。

🎧記事を音声で流しながら、
ご自身のスマホですぐに実践してみませんか?↓


1.基本設定を見直します。

スマホの基本設定をちょっと工夫するだけで、動きのある一瞬を逃さずキャッチしやすくなります。

項目おすすめ設定
連写モードON
フォーカスロック長押しで被写体に固定
シャッタースピード1/500秒以上またはスポーツモードON
HDROFF(スピード優先)

連写モード
シャッターボタンを長押し(iPhone)や「スポーツモード」(Android)ONにすることで、連続撮影モードにしておきましょう。走る、跳ぶなど一瞬の動きを撮ることに適切です。

フォーカスロック
画面を長押して被写体にピントを固定させます。特にランニングや球技など動きの速いシーンで不可欠な設定になります。

シャッタースピード
「プロモード」があるスマホでは、シャッタースピードを1/500秒以上に設定するのがおすすめです。動きの速いシーンでも被写体をしっかり止めて撮影できます。「スポーツモード」があるスマホなら、撮影時にそのモードを選んでおくと自動的にシャッタースピードが上がり、動きのある写真が撮りやすくなります。

HDRモード
HDRモードでは処理が遅く、一瞬を逃す可能性があるので、スポーツ撮影時はオフにしておくのがおすすめです。

2. 臨場感を高める構図を工夫します。

写真の印象は構図で大きく変わります。主役を引き立てる構図を意識するだけで、臨場感のある一枚になります。

動きのある方向に余白を作る
選手が走る方向やボールが飛ぶ先に余白を作ると、スピード感が強調されます。

ほぼプロ!?スマホでスポーツをきれいに撮る7つのテクニック。主役を引き立てる構図を意識するだけで、臨場感のある一枚になります。

✅ローアングルから狙う
しゃがんで撮影すると、ジャンプやスピード感がグッとアップします。(特にバスケットボールやサッカーなどのお写真を撮る場合にご活用ただけます。)

✅背景をシンプルにする
 空や観客席など色合いが統一されているの背景を選び、被写体を際立たせましょう。

細部や表情を狙う
 選手たちの全力疾走の顔や決定的瞬間の表情など、熱気が伝わる一枚になります。

3.光とタイミングを味方につけます。

スポーツ写真は、光とタイミングを味方につけることで、さらに魅力的に撮影できます。順光(太陽を背に)で撮影すると、選手の表情が明るくしっかり写ります。逆光だと顔が暗くなりがちなので注意しましょう。朝日や夕日の柔らかい光を使うと、ドラマチックな一枚になります。夜間は、コートのライトが均一に当たる位置を探すと、選手の動きがブレずにきれいに撮影できます。

4.奥行き感を出せるよう工夫します。

スマホ撮影でも、本気を出したらプロのように立体感のある写真を撮ることができます。被写体を引き立てるために、写真に“奥行き感”をプラスするテクニックを試してみましょう。

例えば、選手の背後に背景が広がる構図を意識すると、被写体が浮き立って見えます。撮影するときに、手前・中間・奥の「三層構造」を作ると、立体感がぐっと増します。

ほぼプロ!?スマホでスポーツをきれいに撮る7つのテクニック。.奥行き感を出せるよう工夫しましょう!

スマホの「ポートレートモード」を使うのもおすすめです。背景をぼかして主役を際立たせることができ、プロ顔負けの仕上がりになります。

ちょっとした小道具(例えば、応援グッズやボール)を手前に入れて撮影すると、スポーツシーンに臨場感と奥行きが生まれます。こうした工夫で、スマホ写真に“奥行き”をプラスして、プロっぽい一枚を撮ってみてください。

5.撮りたい瞬間を先読みます。

スポーツ撮影では、一瞬のプレーや表情が見逃せません。だからこそ、「撮りたい瞬間」を先読みしておくことが大切です。試合の流れをよく見て、選手がシュートを打つ瞬間やパスを受ける瞬間を予測し、シャッターを少し早めに切ってみましょう。

例えば、サッカーのシュートシーンなら、パスが出そうな場面であらかじめ構えておき、選手の動きに合わせてシャッターを切ると、迫力のある一枚が撮れます。

また、バスケットボールではジャンプシュートやリバウンドのタイミングを読み、あらかじめスマホを構えておくのもおすすめです。こうした「先読み撮影」は慣れも大事なので、たくさんチャレンジしてみてくださいね。

6.便利な小物を活用します。

スマホでスポーツ写真を撮るとき、ちょっとした小物を使うだけで、仕上がりがグンと良くなるかもしれません。

✅外付けレンズ
外付けレンズを取り付ければ、スマホでも広角や望遠撮影が可能になります。スタジアム全体を写したり、遠くの選手を大きく撮ったりできて、臨場感たっぷりです。

✅ミニ三脚
動きのあるシーンでは特に手ブレが気になりますが、三脚があれば安定感がぐっとアップします。集合写真やスローシャッター撮影にも便利です。

✅リモコン付きのイヤホン
イヤホンのリモコンを使うと、音量ボタンでシャッターを切れるので、スマホを手で押さえる必要がなく、手ブレ防止に効果的です。

こうした小物を上手に取り入れると、スマホ撮影がもっと楽しく、よりプロらしい写真が残せます。ぜひ試してみてください。

7.上級テクニックにも挑戦してみます。

スマホ撮影に慣れてきたら、ちょっと上級テクニックにもチャレンジしてみましょう。

例えば、動きを予測してシャッターを切ることで、シュートやキックの決定的瞬間を捉えられます。さらに「流し撮り」に挑戦すると、背景を流すことでスピード感を演出できます(スマホを被写体に合わせて動かしながら撮影するということです。)。

また、三脚を使ってスローシャッター(1/30秒程度)で動きの軌跡を撮るのも面白いですね。撮影後には、SnapseedやLightroomを使ってトリミングやシャープネスを調整すると、より完成度の高い写真になります。

参考:スポーツ競技別のスマホ撮影のポイント

競技撮影ポイント
バスケットボール・ジャンプシュートやダンクをローアングルで撮る。
・ゴール下から見上げる構図がお勧め。
サッカー・シュートやパスを連写で撮る。
・横や斜め後方から動きを狙う。
野球・スイングや投球フォームを連写。
・ピントを固定して撮る。
陸上・スタートダッシュやゴールを真横から撮る。
・ゴールテープの瞬間も狙う。
水泳・飛び込みの水しぶきを真上から。
・水中ハウジングもおすすめ。
バレーボール・スパイクやジャンプの瞬間を連写。
・低めから見上げる構図で迫力UP。
ラグビー・タックルやボール争奪を狙う。
・ズームやトリミングで表情をアップ。

いかがでしたか?

スマホでも、まるでプロのようなスポーツ写真を撮ることができます。試合や練習などスポーツの一瞬一瞬を、ぜひみんなのスマホで残してみてくださいね。

そして撮影した写真は、SPOBOOKで世界に一つだけのスポーツアルバムにまとめてみませんか?選手たちの頑張る姿、仲間の笑顔、そしてあなたが見つけた“その瞬間”を、かけがえのない宝物として残してみてください。SPOBOOKでは、スマホで撮影した写真でも簡単にアルバムを作成できますので、ぜひお気軽にご相談ください。